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新しいインディアンに乗ってみた [試乗]

前回からの続きです。袖ヶ浦フォレストレースウェイで
開催されたBikeJIN春祭り 2014に行ってきました。

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今回は新型インディアンとヴィクトリーの試乗について。
この2つのブランドですが、親会社は同じでアメリカの
ポラリスという会社です。
このポラリスが自前で立ち上げたのがヴィクトリーで、
一方何度も倒産の憂き目にあっていた、米国伝統の
ブランド、インディアンも傘下に置いているわけです。
ヴィクトリーには以前試乗したのですが、新しくなった
インディアンには乗ったことが無かったので、興味が
あったのですよ。
同じ会社が作っているバイク。開発ラインは分かれて
いるとはいうものの、果たして中身は違うのかな?

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というわけで、新しいインディアンです。
ポラリスが新しいインディアンを開発するときに、最も
注力したポイントは、見て触れて走って、その全てで
誰もが「これはインディアンだ」と思ってもらうバイクに
する事だったそうです。
そのために新しいインディアンのエンジンには、他の
ヴィクトリーの部品を流用せず、完全なオリジナルと
して作られているようです。

DSCF1550-500.jpg
確かに実に存在感のあるエンジンだと思います。
1810.7cc空冷OHV2バルブ、49度V型2気筒。
6段ミッションで、クランクケースは一体型。
レトロ調ですが、中は最新の電子制御が宿ってます。
さて、まずはchief classicに乗ってみました。
このチーフが基本車種ってことになるのかな?
造形は隅から隅まで、凝りまくっています。

DSCF1549-500.jpg
汚すのがもったいなくなってきますね(笑)
個人的にはこの美しいスポークホイールは洗うのが
大変そうだなと思って見てました。

DSCF1558-500.jpg
あ、ちなみにインディアンと、ヴィクトリーもですけど、
スポークホイールもチューブレスタイヤを履いている
そうです。これは個人的に非常にうれしいポイント!
パンク修理が楽だし(笑)
重量は重い部類かな、装備重量で345kgとの事。
でもシート高は660mm、短足の私でも踵までベッタリ
つくし、膝が充分曲がっているので、不安は無しです。
跨がったときのポジションも楽ですね。

DSCF1552-500.jpg
で、走り出しですけど、さすがに溢れるトルクのお陰
でしょうか、楽々です。

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そしてこのエンジン、実に心地良いです。
低中速領域、つまり街乗りとは一般公道あたりで実に
おいしいエンジンじゃないかと思います。
素直だし、回転が低くても回しても楽しい。
見事ですよコレ。コースにあっていたっていうのもある
かもしれませんが、走っていてとても楽しかったです。
ただし、上体が起きているので、走行風は思いっきり
受けます。今の季節は気持ち良いですが、真冬には
相応の装備が必要になるでしょうね(笑)
ハーレーに乗ってる人達が、寒い季節にはシールドを
装備する理由がはっきりと分りました。
「言葉で無く心で理解できだ」ってやつです(笑)

それでは、これにカウルがついたらどうなるのか?
インディアン初、樹脂製のサドルバッグとカウリングを
装備したchieftainです。チーフテンは酋長という意味
ですが、チーフテンって聞くと、私の頭の中では英国の
戦車が走り回っています(笑)

DSCF1588-500.jpg

ま、それはさておき酋長さん。
カウルが高さがUP。でもクラシックのホイールベース
1730 mmに対して、酋長さんのは1668 mmと短く
なっています。 それに伴い全長も少し短くなります。
シート高もガソリンタンク容量も同じ。

多機能液晶モニターに電動で可変するシールド装備。
ちなみに空気圧モニターもついてる豪華さです。
この可変式のシールドは一番下にすると視線の下まで
下がります。そして一番上に上げると上半身は完全に
カバーできそうな位置まで保護してくれます。

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エンジンは同じでカウル分の重量は増していますけど、
走りに遜色は無しです。

DSCF1592-500.jpg
カウルの防風効果のお陰で、けっこう快適ですね。
それにしても、インディアンのエンジンはいいなあ。
これまた実に心地の良い走りを見せてくれました。
高速道路だとどうなるかは不明ですが、日本の法定
速度の範囲でいうなら、かなり快適な走りをしてくれ
そうです。
うーむ、まさがインディアンがこれほど楽しいバイク
だったとは。見た目だけじゃわからないものですね。

あとヴィクトリーのヴィジョンも試乗する事ができま
した。個人的に何故か惹かれるバイクです。

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以前も乗ったのですが、低速でトロトロ走りしかでき
なかったので、コースでも走ってみたいと思いまして。
かなり大型のバイクで、重量も相応です。
乾燥重量で394kg、装備重量は当然それより上です。
22.7リットルのガソリンを満タンにしたときのことは
正直考えたくありません(笑)

DSCF1565-500.jpg
ポジションは見た目に反してコンパクトな方かな。
ハンドルはもうちょっと手前にきてほしいところですが。
でも、その巨体のわりに走りはスムーズなのです。

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エンジンは空油冷SOHC4バルブ。50度のV型2気筒。
その排気量は1730.6cc(笑)
トルクがあるエンジンですが、低速はそれ程得意では
ありません。ギア比がハイギアードなのがはっきりと
わかります。他のバイクだと3速で走っていたところ
でも2速ですべてまかなえる勢いです(笑)
エンジンは軽々と回りますけど、3000回転以上回すと
ミラーがぶれて、後方の視認は不可能になります。
じゃあダメじゃんって事にはなりません(笑)
普通に走るなら3000回転も回す必要を感じないので。

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5000回転からレッドゾーンのエンジンですし?
2000回転も回っていれば、スルスルーと走って
しまいます。大排気量は伊達じゃありません(笑)
空力というか、ウインドプロテクションが効いてるし、
高速道路で長距離走るのは、とても得意なバイクじゃ
ないかと思います。

DSCF1568-500.jpg
これで旅に出てみたいなあとか思っていました。
シートがけっこう快適なんですよね。
あ、今回は使いませんでしたけどバックも出来ます。
ちなみに純正でも社外品でもカスタムパーツやドレス
ドレスアップパーツが豊富なのも特長です。
弄りたい人にも応えてくれます。
まあ実際にこれを相棒とするなら、体は多少鍛えた
方が良いと思いますけどね(笑)

というわけで、今回の試乗体験でした。
心残りはといえば、BMWのR-nineTとかF800GTに
乗れなかった事です。まあこれは次の機会にしたいと
思います。
ではまた。


nice!(24)  コメント(15) 

nice! 24

コメント 15

やなぼー

デカイ!
排気量が、赤ビーの・・・言うまでもないか(^_^;)
まあ、体重も赤ビーの半分ですか(爆)

おっ!
また1位!返り咲きですね(^_-)
by やなぼー (2014-05-13 05:37) 

TS

色々な点で『もの凄いなぁ…』という感想ですが、ヴィクトリーの
最後の一枚でもう『アッグガイ』のイメージで脳内を更新されました。(爆)
by TS (2014-05-13 07:01) 

るぐっちぃ

スポークは好きなんですが掃除がタイヘンですよね〜
って実感してます(笑)
でもチューブレスなんだ!
これはいいなぁ〜
by るぐっちぃ (2014-05-13 08:29) 

たくや

トルク感がじかに伝わるバイクすきです!
by たくや (2014-05-13 09:00) 

HIRO

こんにちは。
お疲れ様でした。
まあ、亜米利加のハイウェイを延々と旅するならこういうマシンが必要なんでしょうが...

by HIRO (2014-05-13 11:12) 

robotic-person

エイ出版社経由でそのFacebookを見たのですが、『BikeJIN春祭り』、すごい盛り上がりだったんですね!!

------
BikeJIN春祭り 2014年 5月10日|エイ出版社
http://www.ei-publishing.co.jp/motorcycle/bikejin2014springfes/
Bike JIN祭り Facebook
https://www.facebook.com/bikejin?ref=stream&hc_location=stream

by robotic-person (2014-05-13 13:27) 

うえいぱうわ

>やなぼーさま
大きなバイクを見慣れたハズでも、こいつらは大きいです(笑)
アメリカの人って、とにかく大きいのが偉い!って考えてるの
かもしれないですね。アメリカってなんでもスーパーサイズ
ですし。

まあ瞬間最大風速みたいなものですから、今だけです(笑)

>TSさま
ですよね!(笑)こいつの顔って、アッガイとかアッグガイの
水陸両用系の顔つきですよね(笑)
とはいえ、あの機体ほど、運動性は高くないのですが(笑)

>るぐっちぃさま
横向きのバルブを見て、もしかしたらって聞いてみたら、
チューブレスでした。こういうところもっとアピールした方が
良いのにとか思うんですが、メーカー的にはそんなん当たり
前でしょ?ワザワザ言うことか?っていうスタンスなのかも。
アメリカ製ですからねえ(笑)

>たくやさま
トルクの感覚の伝わり方が、似たようなエンジン形式でも
まるで違うってところが、なかなか面白かったです。

>HIROさま
右に左に、ひらりひらりっていう走り方は難しそうなバイク
ですね。ただまあ、この手の大型バイクにしては、けっこう
動きの良い方だと思います。
まあ、もともとはアメリカとアメリカ人のためのバイクですし、
これはしょうがないところなのかもしれないですね。

>robotic-personさま
今回初参加でしたけど、まさかあれほどの人達があるまる
イベントだったとは思いませんでした。
ものすごい人出でしたよ。試乗枠を確保するのに全力で
あたりました(笑)

それにしても、フェイスブックにあった一番乗りの方は実に
3時間前に来場していたという事実にびびりました(笑)

by うえいぱうわ (2014-05-13 22:33) 

tai-yama

ヴィジョンはカウル内ミラーなんですね。車のドアミラーのような・・・
倒したらミラーごと修理ですね。修理費が凄いことに・・・・
by tai-yama (2014-05-13 23:22) 

うえいぱうわ

>tai-yamaさま
ヴィジョンは転けないように設計されてますので、大丈夫です。
というか、車体下の前後にガードが張り出してまして、立ちゴケ
しても倒れきらずに途中で止まるという仕掛けになっています。
だから起こすときも比較的楽です。
まあ転け方にもよりますけどね(笑)
by うえいぱうわ (2014-05-14 01:07) 

1km-diver

これは贅沢に作った機械ですね。
意匠デザインと機械工業製品の両立って、難しいはずなんですが、デザインスケッチから飛び出してきたように見えます。
by 1km-diver (2014-05-14 20:51) 

歳三君

1800ccクラスなんて
いったいどんなトルク感なんだか乗ってみたいですが
大きすぎてオーナーにはムリかな(^^;
by 歳三君 (2014-05-14 21:09) 

Nori

キラキラピカピカなバイクは、維持するのが大変かも。
それも楽しいのでしょうけれども。
by Nori (2014-05-15 07:36) 

nozzy

5000rpmでレッドゾーンとは、4輪車でもディーゼルエンジン並みの低回転ですね。
こんなバイクでアメリカ横断の旅をしてみたいものです。
by nozzy (2014-05-18 22:35) 

うえいぱうわ

>1km-diverさま
デザインは頑張ってますよね。どっから見ても、なかなか良いと
思います。ウインカーとかテールランプの形状すらデザイン
されてるのが凄いなあと思います。

>歳三君さま
重量も相応の重さがありますから、ぐらっとくるとヒヤッと
します(笑)

>Noriさま
雨の中を走ったあとは、悪夢を見るかもしれないですよね(笑)
メッキのところとか磨くの苦労しそうですし。

>nozzyさま
まさにアメリカ大陸を横断するためのバイクでしょうし、様に
なるかもしれないですね。
楽しいだろうなあ。


by うえいぱうわ (2014-05-19 00:40) 

麦とホップ

こんな時間差でのコメント申し訳ないです。
今日はじめておとずれました。
が、スポークホイールの画像でバルブにキャップがないのは!?
少し残念です。
by 麦とホップ (2015-11-21 18:02) 

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